2歳の子育てが辛い。楽になる方法とは?

産まれてから2年、どんどん活発に動き回るようになった2歳。イヤイヤ期で何をするにも自己主張して、思うように事が進まない日々を過ごしていませんか?効率的などとは程遠い世界で、ストレスが溜まって、子育てが辛いと感じていませんか?2歳児の成長と特徴から、子育てが楽になる方法を考えてみました。

2歳児の成長

産まれてたった2年で、大きな成長を遂げる2歳児。日々変化していく子どもに、振り回されてしまうことも多い時期です。2歳の成長発達の特徴を見てみましょう。

2歳~2歳半

運動機能が発達し、走りながらボールを蹴ることができるようになります。三輪車などの乗り物も足で動かしうまく乗れるようになります。高いところからジャンプするのが好きです。また、手先も器用になってきて、ハサミで数センチ切ったり、お絵描きで円を描けるようになります。

言葉は2語文が多くなり、大人の行っていることが大体理解できるようになってきます。何歳か聞かれると2歳と指や言葉で答えられるようになってきます。また、「なんで」「どうして」を言い始めますが、まだ正確な答えを求めているというより、お母さんとのやり取り自体を楽しんでいる感じです。

身の回りのことをなんでも自分でやってみたくなります。しかし、まだまだできないことも多く、時間がかかったり、できなくて怒り出すことがあります。また、これをやったら次はこれと言うような簡単な見通しが立つようになり、手を洗ったらおやつなど、少しづつ自分から行動に移せるようになってきます。

2歳半~3歳

2歳半を過ぎ3歳近くなると、歩き方に赤ちゃんらしさがなくなり、しっかりした足取りになってきます。小さなボールを投げることもできるようになり、遊びの幅が広がります。

食事は刺激物や濃い味の物は食べられませんが、薄味に気を付ければ大人と同じような食事ができます。味覚が発達し、好き嫌いを言い始めるかもしれません。スプーンやフォークが上手に使えるようになり、エプロンはまだ必要ですが、床までご飯がこぼれることが少しづつ減ってきます。

言葉も発達し、早い子はお母さんと会話している子もいれば、まだまだ2語文の子もいます。言葉の爆発期がいつ来るのかは個人差が大きいので、言っていることを理解しているようであれば、焦ることはありません。

身の回りの事もできることが増え、服や靴を脱ぐだけでなく、1人で履けるようになります。上の服も着られるようになってきますが、ボタンなど細かい部分はまだお手伝いが必要です。また、徐々に排泄もトイレに移行し、オムツが取れる子もいます。

2歳の子育てで辛いと感じること

2歳の子育てで多くのお母さんが辛いと思うことは何か、2歳児の特徴をもとに考えてみました。

第一次反抗期

2歳になると、今まではされるがままで文句を言わなかった子が、自分でやってみたい気持ち、こうしたいという思い、これはやりたくないという気持ちが生まれ、それを伝えるようになります。伝えると言っても、まだ言葉で「○○なので○○したい」とはっきり言えないので、伝わらなかったときに泣いたり、叫んだりして思いを伝えようとし、こちらとしてはなぜ突然泣き出すのか分からず途方に暮れることがあります。

「イヤイヤ期」と言う言葉や「魔の2歳児」と言う言葉が定着しているので、子育てしているお母さんはどこかで耳にしたことがあるかもしれません。この時期になると、いよいよ2歳だとかまえているお母さんも多いと思います。また、実際に子どもが2歳になると、あれもいや、これもいやで「あ~こういうことかぁ」と納得するかもしれません。私もその一人でした。

2歳を2人育て、また、お友達の子どもを何人も見ていると、実際2歳の子は面白いほど、「いや」と言うし、「自分で」と言います。これはきちんと成長している証拠です。「いや」と言うのは自己主張できることであるし、「自分で」と言うのは自主性の高まりでもあります。成長に欠かせないプロセスなので、子どもの訴えに耳を傾け、受け入れていかなくてはいけません。

受け入れると言っても、「子どもの思いど通りに動く」という事とは違います。例えば「着替えない」と言う訴えなら、「そうなんだ、着替えたくないと思ったんだね」とまずはその気持ちを受け止めます。上手くできずにかんしゃくを起こしている場合は、「悔しいね」「こうしたかったんだね」と気持ちを代弁します。親のそういった行動は、そう言う気持ちになった子どもを認めることになります。そうすると、子どもはその後に実際に着替えさせられたとしても、自分は気持ちを出してもいいんだと言う自己肯定感が育っていきます。

その積み重ねが子どもの成長にはとても大切だと言われています。やることにいちいち反抗されて辛く思えるときもありますが、順調に成長している証です。頭ごなしに「だめ」と怒らないように気を付けたいですね。

思い通りに進まない

子育てで辛くなる上位の理由に、予定通りに日常が進まないことがあります。特に時間の縛りがあり、何時までに出かけなければいけないと言う時に子どもがぐずりだすと、焦る気持ちも重なり辛くなります。時間が許すのなら、子どもがぐずる時間を考慮し、早め早めでスケジュールを組むと、ぐずった時も余裕をもって子どもの対応ができるのですが、なかなか思い通りにいかず辛いです。

私は、毎回でなければ、本当に急いでい時は「ごめんね、今日はお母さんとっても急いでいて時間がないから」と言うことを子どもに伝え、泣いていても無理やり靴をはかせてしまったりします。

とにかく思い通りに進まないことにストレスを感じないように、2歳はこういうものだと割り切ることも必要です。そして、たった2歳でも、意外に大人の事をよく見ているので、こちらがきちんと説明すれば、あっさり「分かった」と協力してくれることもあります。

子どもが甘える

2歳になると、身長・体重も大きくなり、抱っこが辛くなってきます。しかしまだ2歳。抱っこしてと甘えてきませんか?たくさん抱っこしてあげたくても、現実的に長時間はできないし、ちょうど妊娠中だったり、産後だったりで、体調的にも抱っこが辛い場合があるのもこの頃です。

また、自分でやりたいと言ってぐずったかと思うと、食べさせてと言ったり、甘えと自立心が行ったり来たりします。食事もなかなか自分で食べてくれず、好き嫌いも訴えだす時期なので、苦労しているお母さんが多いです。しかし、甘えさすことと、甘やかすことは違います。食事を食べさせてと素直に甘えてくるときは、ぜひ甘えさせてあげましょう。甘やかしとはお菓子が欲しいとねだられ、本当は食べさせたくないけれど、あげてしまうような状態を言います。

子どものわがままに思える行動でも、その裏の子どもの気持ちを汲み取ることが大事だと言われています。わがままばかりで辛いと感じるときは、甘やかしではなく、甘えが足りているかを考えてみてください。子どもは「そのままのあなたが大好きよ」と言う親からの行動の積み重ねで自己肯定感を育てていきます。

その認められた積み重ねは、大人になった時に必ず子育てを楽にしてくれます。小さい頃に甘えてたくさん抱っこしてもらった子どもは、他人を思いやる気持ちが育ち、犯罪などを犯す確率もぐっと減ります。こんなに甘えてばかりで自立した大人になれるのかと心配するお母さんもいますが、小さい頃にたくさん甘えた子ほど、自立した大人になっていくそうです。今、子どもに甘えを許すことは、将来の投資だと思いましょう。

とは言っても、甘えてまとわりつく子どもにイライラしたり、辛くなってはいけません。イライラ解消にある専門家が推奨していて、いいなと思った方法は、子どもとくすぐりごっこです。場所も取らず、手間もお金もかかりません。子どもをくすぐることで、親子ともに笑顔になり、2人で楽しい時間が共有でき、抱っこに代わるような効果もあるのではと思います。私も、ずっと抱っこと言う子どもにイライラした時には、とにかくくすぐりあって、お互いに笑顔になっています。

楽になる方法とは

子どもから離れて自分の時間を作る

子育てが辛いお母さんは、とにかく子どもの事を真剣に考えている人が多いです。そのため、子どもを預けて自分の時間を持つことに罪悪感があるお母さんもいます。しかし、辛い子育ては子どもにとっても良い影響をもたらしません。お母さんの笑顔は子どもの心の成長に欠かせません。

自治体によっても違いがありますが、比較的低額で利用できる一時保育や、ファミリーサポートと言う制度があります。近くに子育てに協力してくれる身内や、夫がいない場合は、そういったサービスを上手く利用することもお勧めです。

とにかく、子どもから物理的に離れて、自分だけの時間を持つことは、母親業から離れ、リラックスできます。いつもストレスでイライラして辛い日々を送っている人は、そのストレス源から離れることが必要です。(決して子どもが邪魔だと言う意味ではなくて)できれば、そういった時間を定期的に持ち、子育てが辛くないように自分を管理していきましょう。

昔は同居の親や、ご近所さんなどの周囲のサポートがあり、地域で子育てしていたのですが、現代は良くも悪くも子育て中のお母さんは孤立しています。特に、夫の仕事が忙しいと、話す人も2歳の子どもしかいなかったりします。そんな状態で毎日毎日過ごせば、どんな人間でもおかしくなるのは当たり前です。私は子育てに向いてないと悩んだ時期もありましたが、私だけでは無いようでした。自分時間を持ち、気持ちをリセットする事は、子どもに優しくできる現実的な方法です。

子育てを気軽に話せる人を作る

もし、近くに何でも話せる友人がいて、子育ての話ができれば、子育てにそれほど追いつめられる事はありません。しかし、気軽に何でも話せる友人がいない場合、孤独になり追いつめられ辛くなります。人は話すことでストレスを発散しているそうですが、話し相手がいないとストレスが溜まり辛くなる一方です。

しかし、相手を選ばず話が合わないと、これまたストレスは溜まっていくので、共感できる相手を探し、話をすることが大切です。同じママ友でも、子育ての方針が違えば悩みも違います。できれば考え方の近いママ友の方が、悩みが共感でき、話していても共感しあえ、ストレスが軽減できます。

例えば、早期教育についての考え方が違うと、一方は「子どもの能力を引き出すためなのに、習い事もさせてもらえなくてかわいそう」と思い、一方は「そんな小さいうちから習い事漬けで自由な時間がなくてかわいそう」と全く考えが合わないし、お友達になりにくいです。出来ればそれほど違わない「そうそう」「うちも~」と共感しあえる方が、付き合いが楽です。まれに全く考え方の違うお母さんとお話しても、こんな考え方もあるのか、と参考になることもあるのですが。

ワンオペ育児や子育て中の母親の孤立が言われる中で、話ができる場がある重要性が叫ばれています。支援センターや子育て広場などをうまく利用し、仲のよく話ができる仲間が見つけられるといいですね。私の場合は、夫の転勤後になかなかお友達ができず、辛い育児を経験し、気軽に話せる関係の友人の大切さに気が付きました。本来は夫が一番の子育ての話し合い手であるべきなのですが、長時間労働でなかなか理想通りにはいきませんでした。

時には力を抜く

子育てをしていると、人を育てている責任感や義務感から、しっかりしなくてはと力の抜きどころが分からなくなることはありませんか?こんなにだらけていたら子どもに悪影響なのではとか、こんなことでは子どもがかわいそうだと言う強迫観念から、辛くても頑張って子育てをしているお母さんが多いです。

例えば、いつも家事も完璧にこなし、いつも部屋がぴかぴかで、いつもきれいな格好で、いつも公園に遊びに行って、いつもニコニコ笑顔で、いつも子どもの事を一番に考えていて優しく対応するお母さん。そんなお母さんを目指していませんか?一か月のうちに数日はそんなお母さんになれたとしても、いつも100点のお母さんなんてありえません。

時にはどこかで力を抜いて、辛い育児から逃げましょう!例えば私の場合は、いつもぴかぴかの部屋というのは後回しです。掃除はしなくても死なないので、辛い時はしません。その代わり食事は手を抜いても手作りにこだわっています。簡単にできるレシピを探し、手をかけない工夫をしています。

そして、子どもの相手も今日は辛くて無理と思ったら、テレビを付けてしまうこともあります。いつもは見せていないので、いざと言う時にとても食いつきがいいです。辛い時は手抜きをし、自分の気持ちを大切にすることは、しかめっ面にならずに済み、結果として子どもの為になると思っています。

時々外で会う完璧に見えるお母さんも、同じ子育てをする母親。外ではきれいな格好で優しいお母さんであったとしても、きっと家では違うのだろうと心の中で毒づき、人と比べて落ち込んだり辛くならないようにすることも大切なことだと思います。

まとめ

2歳の子育ては特に大変だと言われていて、子育てが辛くなってしまうお母さんも多いです。ぜひ一人で抱え込まないで、成長する姿を楽しみましょう。

こちらの記事もご覧ください⇒子育てが辛い。誰に相談すればいいの?