子育てが辛くて逃げたい!助けてくれるところとは?

子育てが辛くて、毎日が苦しい。本当は子育てなんてしたくなかった。子どもはかわいいけれど、今の自分の状態ではとても子育てが出来ない。そんなお母さんはいませんか?身近に助けてくれる身内がいない、毎日辛くて子育てから逃げたい方、実際に子育てができていない方。最善の方法は見つかるのか、考えてみました。

逃げたいほど子育てが辛い

日々の子育てお疲れ様です。この記事を読んでくれている方の中には、逃げたいほど子育てが辛いと、ずっと悩んでいるお母さんが居るかもしれません。お子さんは今何歳でしょうか?なぜ子育てが逃げたいほど辛いのか、ご自身で理由は分かりますか?

子どもは日々成長していきます。ほとんどのお母さんは自分の時間がほとんど持てず、戸惑いながらも、子育てに奮闘します。生まれたばかりの頃は本当に手がかかり、24時間掛かりっきりでのお世話が必要です。2歳ごろになると、イヤイヤ期で、子どもが主張してくるので、これまた手がかかると思えます。子育てがもう辛い、もう逃げ出したい、と言う気持ちを持ったことのあるお母さんは、実はたくさんいるかと思います。

自分のやりたいことができない、理想の子育てができていない、と感じていると子育てが辛いものになります。以前子どもと一緒に自殺しようと本気で考えていたお母さんからお話を聞いたことがあります。その理由は、子どもが障がいをもって生まれてきて、将来の不安や絶望からだったとお聞きしました。もう逃げたい、辛いと思った結果、子どもと一緒に自殺・・・怖い考えですが、本当に思い詰めてしまったようです。そのお母さんはその後子どもの障がいを受容し、今ではそんなこと考えていたなんて嘘のように、明るく前向きに子育てされていますが、思い描いていた子育てと違う場合、最悪そういう考えも浮かんで来るのだと知りました。

色々な状況で、多くのお母さんは子育て中に、辛い、助けてほしいと感じたり、もう逃げたいと一瞬思うことはあるかと思います。そういう時、よく頼るのが、近くに住んでいる両親や、比較的安く預けられる一時保育、ファミリーサポートなどのサービスです。また、家事は手抜きで食事はレトルトで済ます、時にはテレビに子どものお守りをさせる、など色々な手抜きで切り抜けます。こういった人や物を上手く頼って、みんな子育てを何とか健全な状態で行おうと努力しています。

それほど子育ては母親1人では大変な事です。今、子育てから逃げたいほど辛く感じているお母さんは、近くに助けてくれる人やサービスはあるでしょうか?一時的に利用し、気持ちが楽になるなら積極的に人に助けてもらうと、子どものためにも良い結果になります。

子育てが辛いお母さんの状況

子育てが辛い、逃げたい、誰かに助けてほしいと思っているお母さん自身は、今どんな状況でしょうか?子どもから逃げたいほど辛いと思う時、ほとんどの場合お母さんの状況が良くないことが多いです。考えられる状況を見ていきましょう。1つだけではなく、2つ、3つと原因がいくつも思い当たる場合があると思います。

産後直後

産後すぐで体の調子が良くないとか、産後すぐで理想の出産が出来ず、出産を思い出すと涙が出てくるなんてことはありませんか?産後直後はホルモンバランスも崩れていて、なかなか本調子ではありません。何をするにもやる気が出てこない。そんな時はぜひ家事の手抜きをしてください。また夫に辛い気持ちを話し、夫をどんどん頼りましょう。

また自覚はなくても、「産後うつ」の可能性もあります。その場合は適切に治療をすれば充分改善できます。疑う場合は早めに受診してみましょう。産後の体調が回復すると、自然に子どもが可愛いと言う気持ちが沸いて、前向きに子育てができるようになります。

夫も両親もお金もない

どんなに辛く、逃げ出したくても、誰も助けてくれる人がいない場合があります。理由あって夫がいない、頼れる両親もいない場合です。そういう状況の時は合わせて経済的に困窮していることが多いです。

誰かに助けてもらいたくても、サービスを利用したくても、現実的にお金がない場合は途方に暮れてしまうのではないでしょうか。そういう時は何とか私一人でこの子を育てるんだという、お母さんの強い気持ちがあったとしても、お母さん自身が風邪を引いたりすると、途端に辛い状況になります。せめてそういう時に備えて、買い物だけでも宅配を頼む場所などの情報を知っておく対策が必要です。

自治体のサービスは比較的安く利用できます。一度、利用料金を調べてみることをお勧めします。しかし、あまりに経済的に大変な場合は、お住いの役所に相談してみましょう。特に持病があったり、産まれたばかりの子どもがいる場合は仕事をするのもなかなか難しい状況です。この状況から逃げたい、誰も助けてくれないと絶望する前に、勇気を出して相談すると、解決の糸口が見つかるかもしれません。

子育ての仕方が分からない

子どもを産んだら自然に子どもに愛情が沸き、子育てが上手にできるなんてありえません。現にたくさんのお母さんが悩んでいるのですから「母性」なんて言葉は幻想だと感じています。どんなお母さんも初めての子どもに必死で向き合い、子育てに取り組み、結果として子育てが上手になっていくのです。

子育ての方法をお母さんと一緒なって、毎日教えてくれるところはありません。そのため子育ての仕方はお母さんに完全に任されています。赤ちゃんが泣いている場合、自然に体が動き、赤ちゃんを抱っこするお母さんと、泣いているから抱っこしなくてはと、一度頭で考えてから抱っこするお母さんがいます。子どもと目が合ったときに自然に笑顔を返したり話しかけたりするお母さんと、何も返せないお母さんがいます。

自分自身が両親に可愛がってもらい、小さい頃に甘えさせてもらった経験がたくさんあるお母さんは、自然に子どもへの対応ができます。しかし、自分自身にそういう経験がないと、子どもへの接し方が分からない事があります。そのため、自然にできるお母さんより努力が必要で、こんな時はどうしたらいい?と考えなくてはならず、子どもと過ごすことが辛くなりがちです。

また、子どもに育てにくさ、関りずらさを感じ、戸惑っているお母さんがいるかもしれません。何度言っても子どもに理解してもらえない、子どもに強いこだわりがあるなど、子どもの発達で悩んでいる場合は、発達障害(学習障害、ADHD、自閉症スペクトラム障害)などの可能性もあります。

子どもは一人ひとり違うので、こういう場合はこういう対応をしましょうと、マニュアル通りにはなかなかいきません。子育ての仕方が分からないと悩んでいるお母さんは本当にたくさんいます。

持病があって動けない

子育てには体力が必要です。休みなく365日続き、本当に大変は仕事です。そのため持病があると一人での子育てが難しい事があります。毎日3食食べさせ、洗濯し、お風呂に入れなくてはいけません。起き上がるのが辛い、子どもの元気な声ですら辛い場合は、現実的に子育てが困難で、逃げ出したくなりますよね。そんな場合は子育てが出来なくても、お母さんを責められません。まずはお母さんの治療が優先です。一刻も早く誰かの助けが必要です。

助けてくれる場所とは

電話相談

お住いの自治体に無料で電話相談ができる相談窓口ダイヤルが設置されています。インターネットで「子育て・電話相談・○○市」などと検索すると、電話番号がいくつか出てくるかと思います。逃げたいほど子育てが辛い状況は、お母さんの為にも、子どもの為にも誰かの助けが必要です。

電話相談では困っていることを相談することができ、悩みによっては専門的にアドバイスがもらえたり、解決策が見つかったりします。また、なぜだかわからない辛い気持ちを話すだけでも大丈夫です。まずは逃げたいほど子育てが辛いと話しましょう。話を誰かに聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることもあります。

児童相談所

本当に子育てが辛く、逃げたいとずっと思っている場合や、子どものお世話がもうほとんどできていない場合は、子どもを預かってくれる場所があります。児童相談所は、虐待死があると必ずテレビでも取り上げられるので、虐待のイメージが強いかもしれませんが、虐待だけでなく、養育が困難であったり、養育者がいない児童も対象になります。

まずは電話で相談だけでもすることができます。流れとしては相談後に、親の養育力が判断がされ、親に養育できないと判断されれば、子どもはまず、一時保護所で過ごすことになります。一時保護所は1か月間と決められていますが、数か月と長くなる場合が多いようです。親はその間に児童相談所と面談しながら、子どもの養育について決めていきます。子どもは家に帰される場合と、児童養護施設で育てられる場合と、里親に出される場合などがあります。

子どもの年齢にもよるので、ケースによっては様々ですが、親と一緒に過ごさない選択があります。ご自身の親や家庭を思い返してみてもそうだと思うのですが、子どもにとっては親の存在は大きく、どの子もいつまでも親について考えたり、こだわるなど、育ってきた環境は子どもの将来にわたって、大きく影響します。

もし今、子どもにあざが出来るほど叩いていたり、ほとんどご飯を食べさせていなかったり、お風呂に入れていなかったり、子育てできていない状況なら、一度児童相談所に相談するといいかもしれません。子どもの虐待死は事実、毎年数件起きています。ネグレクト(育児放棄)や身体的虐待の場合は命に直結し、目に見えて分かりやすいのですが、精神的な虐待や性的虐待などは、幼い子ほどその意味が分からず見えにくいことがあります。

もし、心当たりがあるのなら、お母さん自身も辛い状況ですし、子どもの為にも一度相談してみましょう。児童相談所や一時保護所については、いろいろな意見が出されていて、問題が多くあるのも事実です。しかし、場合によってはお母さんを助けてくれる場所になりえますし、大切な子どもの命には代えられません。

カウンセリング

子育てが辛く逃げたいと感じているお母さんの中に、自分の成育歴で悩んでいる方がいます。自身の幼少期の辛い経験から、子育てだけでなく、自分の生きづらさを感じている場合は、カウンセリングが助けてくれる場合があります。

お金と時間がかかる場合が多いのですが、少しづつ、確実に良い方向に向く手段の一つです。親子関係だけでなく、夫婦関係の改善も見込めるかもしれません。電話相談などと並行して、子育てから逃げる前に、一度カウンセリングを考えてみても良いかもしれません。

子どもの幸せ

子どもの幸せについて考えると、親が身近にいて、親からの「愛情」を受けて育つのが一番の幸せに感じます。しかし、「アダルトチルドレン」や「毒親」と言う言葉が一般的になるほど、親子関係で悩む人が多く、親に養育されることが子どもの幸せとは限らない場合がたくさんあります。「愛情」という言葉は曖昧で、分かりにくいものです。

児童養護施設や里親の下で育ち、立派に自立し生活している方はたくさんいます。子どもは親を選べないのですが、親は子どもの養育についてある程度選択できるのです。

私は決して子育てから逃げることを勧めているのではありません。ただ、子どもにとって一番良い子育て環境を整える必要を訴えています。親もまた自身の成育歴で悩んでいる事が多いです。そのためには誰かに助けを求め、一緒に考えてくれる人がいる方が選択肢が増え、良い方向に向く可能性が広がると考えています。

人が一生幸福感を感じて人生を過ごすのには、乳幼児期が大切だと言われています。幼児教育でも乳幼児期に非認知能力を育成することが、その後のその子の人生が良くなると研究結果が出ています。まだ赤ちゃんだから何もわかっていないと言うのは間違いです。0歳児でも高い能力があり、たくさんの事が分かっていると報告されています。

どんなに辛くても、逃げたしたくても、子どもと一緒に笑いあえる、楽しい時間を共有できているお母さんは、子どももきっと幸せを感じています。経済的に苦しくても、物がなくても、子どもはお母さんが大好きです。どんなひどいお母さんでも小さい子どもは自分の親をかばいます。お母さんと楽しい時間を無条件に過ごせることが、子どもの幸せな人生につながるのだと感じます。

子どもはおもちゃが欲しいのではなく、お母さんときれいな空を見て「きれいだね~」と言う時間が欲しいのです。面白いアニメが見たいのではなく、お母さんの笑っている顔が見たいのです。何はなくても、親子で楽しい時間を持てるよう、他の人の助けを借りながら子育てできると理想的ですね。例え一緒に生活できなくても、そんな時間を子どもと共有することが大切だと考えています。

まとめ

子育てが逃げ出したいほど辛い時は、早めに誰かに助けを求めましょう。必ず助けてくれる人がいます。今、誰も助けてくれないと絶望している方は、助けてくれる場所や、助けを求める方法が分からないだけです。お母さんの為にも、子どもの為にも、一番良い方法が見つかると良いですよね。お母さんの子育てが楽になりますように。

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