子育てが大変だから⁉こんなに旦那にイライラする理由とは

子どもが産まれるまでは大好きだったはずの旦那。でも子育てが始まると途端にイライラすることが増えませんか?子どもに朝飯の準備をしている横で、のんびりコーヒーを飲みながら新聞を広げる旦那には本当にイライラします。子育て、家事が大変で余裕がないからイライラするのでしょうか?妻が子育てで直面するイライラの原因を考えてみました。

子育ては手抜きできない休みなしの大変な仕事!

子どもが産まれるとほとんどのお母さんは今までのごくごく当たり前だった生活が激変します。朝まで寝る事、座って温かいご飯を食べる事、トイレに行きたくなったら我慢せずに行く事、意識したこともないほど当たり前だったのに、そんな普通の生活ができなくなります。特に産後2~3か月ほどは赤ちゃんのお世話で1日あっという間に終わってしまいす。

例えば赤ちゃんに授乳、もしくは哺乳瓶にミルクの準備をして赤ちゃんに飲ませ、ゲップをさせて、おむつを替えて、ぐずるので寝かせようと思い抱っこして、やっと寝たので布団にそーっと寝かせようとするとまた泣き出し抱っこ。そして気づけば次の授乳時間、あっ!うんちも出てるしおむつ替えなくちゃ・・・朝も夜も関係なく24時間対応。とても大変です。

産後は自分の体の調子もよくなく正直横になっていたいのに、赤ちゃんはお構いなしで泣いて呼んできます。多くのお母さんがおっぱいトラブル、便秘、腱鞘炎、慢性的な睡眠不足、産後の傷の痛み等々、自分の体のトラブルにも悩みながら赤ちゃんのお世話をし、その合間に家事をこなしています。何が一番大変なお世話なのかというと、実はひとつ一つはあまり大変というほどの作業ではありません。でも休みなく連続したお世話にはしんどさ、大変さを覚えると思うのです。最初の1か月は外出もほとんどできないので人生初の引きこもり生活を送るお母さんも少なくありません。

無事3か月を過ぎると少しづつ育児にも慣れてくるのですが、赤ちゃんは日々成長していくので、今までなかった悩みが次々出てきます。スキントラブル、便秘、夜泣き、後追い、離乳食を食べない、体重が増えない、予防接種のスケジュールをどうするか、風邪を引いた、ケガをしたなどなど、その都度分からなかったり困ったことをネットや育児書で調べたり、運よくいれば友達と情報交換しながら良い方法を探し対応していかなくてはいけません。病院受診ひとつとっても赤ちゃん連れだととても大変です。

私も仕事をしていた頃は、急な来客で昼食が食べられなかったり、急に残業になることも多々あり予定が組みにくい大変な仕事だと思っていたのですが、子育ての大変さとは内容が全く違いました。仕事には休みもあり、休みの日には好きなことが一日中できていました。次の休みには何をするか計画をしてそれが当たり前のように実行できていました。風邪をひいたら休むこともできました。でも、子育ては休んだり休日を満喫したりすることができません。仕事のように都合に合わせて調整もできません。極めつけはどんなに大変でも「やって当たり前」の誰からも評価してもらえないという無償労働です。

もちろんすべてを頼ってくる子どものかわいい笑顔や行動に癒されたり、成長を喜んだり幸せも感じるのですが、生活すべてにおいて自分中心に動くことができなくなります。よく、親になって初めて親のありがたみが分かったと言うのですが、それは自分でも想像を超えた、子育ての大変さが経験して初めて解ったという事だと思うのです。

旦那にイライラするのはどんな時?

そんな大変な子育てをしているお母さんたちが旦那にイライラするのはどんな時なのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

1、休日に朝寝坊し、テレビを見てごろごろしている。

このイライラは、多くのお母さんが感じたことあるものだと思います。こちらは朝から子どものお世話や家事に追われ平日も休日も関係なくバタバタ動いているのに、旦那はやっと起きてきたと思ったらテレビを見てのんびり。自分だけゆっくりしてないで私の大変さを察してよ!とイライラ。

また、旦那ばかりゆっくり寝れてうらやましいと言う不満も多いのではないでしょうか。私も実際、夜間の授乳や夜泣きで細切れにしか寝られなかった時期は、毎日しっかり熟睡している旦那にイライラが募ったことがあります。私がどんなに夜中大変だったか知ってほしかったです。

2、飲み会や趣味などの予定を勝手に入れてくる。

こちらは数か月に一回の美容院ですら赤ちゃんをどうするかを一番に考えます。そして旦那に赤ちゃんを見ててねと確認してからでないと予約すらできません。なぜ旦那は子どものお世話や家事のことを考えずに勝手に予定を入れてくるのでしょう、イライラします。イライラを通り越し、家に居て目の前でごろごろされるより、いっそ出かけれくれたほうが、大変だけど子どもと穏やかに過ごせると言うお母さんもいます。

3、子どもと遊びながら携帯ばかり見ている。

休日テレビばかり見て暇そうにしているので、子どもの面倒見ててとお願いすると、携帯片手に子どもの遊び相手になっている旦那。子どもがお父さん見て~と言っているのに、携帯から目を逸らすこともしないというイライラ話もよく耳にします。私が気になるのは公園に子どもを連れてきているお父さん達。子どもと楽しそうに遊んでいるお父さんももちろんいるのですが、携帯ばかり見ている方も結構いるのです。

先日も息子を連れて少し大きい室内遊び場に行ったのですが、2歳ぐらいの女の子がワーワー泣いていました。どうしたのかと周りを見てもその子の付き添いらしき大人が見当たらず、私が「大丈夫?」などと話しかけていたら、なんとほぼ目の前に座って携帯を見ていた人がその子のお父さんだったのです!自分の子どもが泣いているのに、1~2分の間全く気が付かなかったのです。ケガがなくて良かったのですが、付き添いの意味あるのでしょうか・・・きっとその方は家でもあんな感じで子どもの相手をしているのだろうと勝手に想像し、他所の旦那様ですが少しイライラしてしまいました。

4、自分が風邪をひくと会社を休むのに、こちらが風邪を引いても休んでくれないどころか残業も当たり前。

これは頭では仕事なので仕方がないとわかっているのですが、実際に体調が悪く起きている事もしんどい時には心から旦那をうらやましく思います。体調が悪いのに、子どものお世話をするのって本当に大変ですよね。あまりに大変で子どもに当たってしまい、そんな自分にイライラしたり。しかも授乳中だと薬を飲むのも気が引けて飲めなかったりしますよね。まだ早く帰ってきて夕食とお風呂を担ってくれれば助かるのですが、それもかなわないと絶望的な気持ちになります。

5、自分の好きなお世話しかしない。

これもよく聞く話なのですが、おむつ交換はおしっこの時しかしないとか、お風呂には一緒に入るけど、そのあとのクリーム塗ってパジャマを着せるのはしないとか、離乳食を食べさせようと頑張るけれど旦那自ら調理はしないとか、機嫌がいい時に遊んだりあやしたりするけれど泣きだしたらすぐ交代とか、そんな旦那さんも多いようです。いいとこどりではなく、大変な部分も含め全部やってとイライラしているお母さんは多いはずです。

6、保育園の事は任せっきり。

これは育児休業中のお母さんや働いているお母さんの悩みです。保育園探しから申し込みなどの手続き、運良く入園できるとその後の入園準備に始まりその他保育園に関わることほとんどがお母さんの仕事になっている家庭が多いようです。保育園の準備って地味に大変ですよね。子どものお洋服に名前を書いたことのあるお父さんはどのくらいいるのでしょう。共働きなら同じようにやってくれていいのにと思っているお母さんはたくさんいます。

旦那へのイライラの原因は不平等感

産後クライシスという言葉は出産経験のあるお母さんならほとんど知っている言葉だと思うのですが、これは産後2,3年ほどの間に夫婦仲が悪化するという現象をさし、2012年NHKの「あさイチ」という番組内で提唱された用語です。

産後クライシスはなぜ起こるのでしょうか。「あさイチ」では、産後クライシスはホルモンバランス、体調不良、子育てに対する不安、ライフスタイルの変化など、女性の心身両面での様々な原因によって引き起こされるものであるとしています。その一方、この女性の旦那への愛情の急降下は日本独特の現象で、日本の男性が家事・子育てに費やす時間が世界的に見て最低水準にあることが関係していると説明されました。

私はこの男性の家事・子育てへの参加がイライラを減らすポイントだと思っています。お母さんたちの旦那へのイライラは心身の理由だけでは片づけられないと思うのです。たとえ女性の心身両面に不安定さがあり、平常よりイライラしやすい状態であったとしても、温かいお風呂に入ったり、美味しいものを食べると幸せを感じるはずです。それと同じように、本当に自分を労り助けてくれる人に対しては感謝の気持ちも出てくるし、イライラなんてしないと思うのです。お母さんたちの旦那への根本的なイライラの原因は、旦那と自分の家事・子育てに対しての姿勢の違いからくるものだと思うのです。

今、子育てしている私たちは学生時代まで基本的には男女平等が当たり前でした。勉強も、部活も、体育や家庭科だって男女関係なく学んできました。家庭や学校でも「女の子は掃除しなさい、男の子は外で遊んでいていいよ」なんて言われたことはありませんでした。女性も男性と同じようにどんな仕事にもつけると夢をもって勉強してきたのではないでしょうか。事実勉強を頑張れば男女関係なく行きたい学校をそして仕事を選べました。

社会に出て働きだすと、同期の男性に比べ期待感や仕事の割り振りなどに対してあれ?という疑問が出てこなくもなかったのですが、それほど露骨ではなく、それに気が付かないふりをして頑張ればきっと評価されると、強い気持ちで頑張ってきました。それが出産した途端、見ないふりはできない、逃げられない現実が襲い掛かってくるのです。

仕事を離れ、社会から一人取り残されたように毎日赤ちゃんのお世話。あまりの大変さにやりたいことすら考えられず、あっという間に一日終わってしまう私。一方で交友関係も、仕事も全く変わりなく過ごせる旦那。そして子育ての大変さを知らない旦那。二人の子供なのに、一緒に子育てしたいのになぜ私ばかり・・・という素直な気持ちは多くの女性にあるのではないでしょうか。

政府の調査では、6歳未満の子どもを持つ親が家事・育児に費やす時間は母親が一日約5時間(共働き)、約8時間(専業主婦)ですが、父親は1時間未満とごくわずかで、その7割以上の父親は日常的に家事をしていないという報告があります。(総務省「平成28年生活基本調査」より)

なぜ日本の男性は家事や子育てをしないのでしょうか。その原因の一つに長時間労働があると言われています。2017年流行語にもノミネートされた「ワンオペ育児」はまさにその産物です。日本の男性はとにかく忙しくて家に帰るのも遅いのです。そう、お父さんもお仕事が大変。頑張っているのですよね。でもちょっと待って!そんなお父さんにもお休みはありますよね。お休みの日は家事や子育てを女性と同じようにしているのでしょうか。データから見ると7割以上のお父さんは日常的に家事をしていないようです。

日本には今でもまだまだ男は仕事、女は家事・育児という性別役割分担の考え方が残っています。国としても専業主婦を優遇する税制が残っているので、制度上も性別役割分担を後押ししているのです。要は今でも家事や子育ては女性の仕事なので男はやらなくても良い、と考えている社会だという事です。

しかしますます共働き世帯が増えている今、社会の仕組みがどうであれ女性の方はそろそろ男性にも家事・子育てをやってほしいと思っています。イクメンという言葉にイライラを覚えているお母さんもいるように、もともと女性がやるべき家事や子育てを手伝ってあげていると考えている旦那と、もっと主体的に家事・子育てを担ってほしい、と考えているお母さんたちの根本的な考えの違いが、旦那へのイライラへと繋がっているのではないでしょうか。

夫婦円満を願い旦那と社会に物申す

最近では当たり前に見かけるお父さんの抱っこ紐での前抱っこも、休日のスーパーへの買い出しも昔の男性はほとんどしなかったと言います。根本的に考え方に違いがあると言っても、今は昔より確実に子育てをする男性が増えました。妻をイライラさせている旦那さんの中にも、もっと子育てに関わりたいと思っている方はいるはずです。自分では妻を手伝っているつもりなのに、なぜいつも妻がイライラしているのか分からないでいる旦那さんも多いそうです。

イライラせず、夫婦円満に生活するためには、私は旦那さんと本音で話し合うことが一番だと思います。お母さんの中には、外で一生懸命仕事をして疲れている旦那に、家のことを頼むのは申し訳ないと引け目を感じていたり、家事は私の仕事だからと、大変だけれどすべてをこなそうとしている方もいます。女性も不平等さに不満を持ちながらも無意識のうちに性別役割分業を意識してしまっているのではないでしょうか。

でも、大変な子育てを一人でこなす代りに、旦那にイライラしている女性は変わる必要があります。夫婦はこれからも一生をともに生活していくパートナーです。今、我慢するという事は、これからも旦那は何も気が付かず、変わらず、一生イライラし続ける可能性が高いです。それは辛くないでしょうか?しかも、子育ては大変で、人生において一番と言っていいほど大きな出来事です。できれば喧嘩してでも意見を言い合い、より良い関係を作っていった方が、この先何があってもこの人となら大丈夫だという信頼関係が築いていけると思うのです。何より子どものためにも、夫婦で協力する姿勢を見せる方が、親のどちらかが我慢してイライラしているよりも良いに決まっています。

では、具体的にどうしたらよいのか私なりのご提案です。

1、旦那のどの部分にイライラを感じているのかを考えましょう。

イライラする時の気持ちを冷静に考え、分析します。自分はどんな時に大変で、どんな状態の時にイライラするのか。そして最終的に旦那さんに何をどうしてもらいたいのか、まずそれを明確にしましょう。家事を手伝ってほしいのか、子育てを手伝ってほしいのか、その両方なのか。あるいは自分の時間が欲しいのか。それはいつ、どれくらいなのか。

2、見える化しましょう。

家事の内容を細かく表にして旦那に見せるという提案している方がいます。これはとてもいいアイディアだと思います。旦那は日々妻がどんな家事・育児をしているのか単純に知らないだけかもしれません。例えばお風呂掃除と一言で言っても浴槽内の掃除だけでなく、床の掃除や排水溝の掃除も必要だという事は知ってるでしょうか?子どもを連れての外出にはどんな荷物が必要か知っているでしょうか?そういう細かい部分も書き出してみましょう。もしかすると賢い旦那さまは見える化するだけで、家事や子育ての大変さに自ら気づき、動いてくれるかもしれません。

3、何をしてほしいのか、具体的に伝えましょう。

何もしない旦那に「大変なんだからちょっとは手伝って!」という言い方では伝わりません。具体的に、冷静にしてほしいことを伝えましょう。洗濯してほしいなら、洗濯機を回し、洗濯物を干して、乾いたらたたんで、タンスにしまう。そこまでが洗濯するという作業だという事をやってもらって実感してもらいましょう。必要なら洗剤の位置や洗濯機の操作、洗濯物の干し方も説明した方がいいと思います。はっきり言って最初は面倒くさいのですが、一度やると見ているだけとは違って覚えるので、もしかすると次からは自然に手伝ってくれることもあるかもれません。ついでに洗濯機の掃除も時々は必要なことも教えてあげましょう。

4、小さなことでもきちんと気持ちを伝えましょう。

何もしない旦那が少しでも動いてくれたら、素直に自分の気持ちを伝えます。決して「これぐらいして当たり前よ」と言うマイナスの気持ちではなく、あなたがこれをしてくれたおかげで私はうれしかった、助かったと言うプラスの気持ちを伝えます。ただ「ありがとう」と言うよりも、具体的に気持ちを伝える方が効果的です。妻のうれしいという気持ちが伝われば、旦那もモチベーションが上がり、またしてあげようという気持ちになると思います!毎日作った食事に「ありがとう」と言われるのもうれしいのですが、「子育て大変なのに毎日おいしいご飯作ってくれてありがとう」と言われた方が嬉しいですよね。具体的に感謝の気持ちを伝えることって、慣れるまでは少し大変ですが大切なことです。

5、完全に任せましょう。

だんだん旦那さんが家事や子育てに取り組むようになったら、細かいやり方には口を出さないようにしましょう。洗濯物の干し方が雑だとか、食器の洗い方が汚いだとかいろいろ不満をもちイライラするお母さんたちが結構多いです。実は私自身もそうでした。でもこれはよく考えると家事や子育ては私が管理しなくてはいけないものだと思っていて、私のやり方になぜ合わせられないんだと言うイライラだったのではと。でも夫が主体的に家事や子育てをするようになると自然とこのイライラはなくなっていきました。もし洗濯物があまりにしわくちゃならアイロンがけももちろん夫の仕事になり、私は何も困りません。例えはじめはおぼつかずイライラしても、任せることで旦那さんも成長していきます!

これはとても面倒くさい作業です。でも、話し合いに耳を傾けてくれるような旦那さんならかなりの効果を期待できると思います。なぜならほとんどの旦那さんは妻が具体的に何にイライラしていて、なぜいつも怒っているのか知らないからです。そして妻にはイライラせず笑っていてほしいと願っています。どんな事をしてほしいか具体的に伝えることで行動してくれる旦那さんも多いと思います。それによく思い出してください。出産前は旦那さんのことが大好きだった事を!お互い好きで結婚した相手です。きっと大変なこと、困っていることは助けてくれるはず!

しかし残念ながら「なんで俺がそんなことしないといけないんだ」と話し合いすらしてくれない方もいるかもしれません。よく旦那にイライラしないためには、やってもらおうと期待しないとか、ATMだと思うとか大きな子どもだと思うとか諦めに似たことを言っている方もいますが、これらの方法も最終手段としてはありなのかな、と思います。大変さを話しても、助けを求めても話にならなかったり、こちらが毎回傷つく結果で終わってしまえば、諦めというか自己防衛も必要です。イライラしていると大変さも増してきます。たとえ家事や子育ては協力してくれなくても、一所懸命働いてくれることが旦那なりの家族への愛だと考えましょう。

最後に、旦那にイライラするお母さんが達がこれほど多いのは、それぞれの夫婦だけに問題があるのではなく、今の社会も問題です。核家族化が進み、地域のコミュニティーも崩壊しているので、子育てはすべて親の責任になっています。そのため親に責任が重くのしかかっているのに父親は仕事が忙しく不在がち、母親が子育てを一手に引き受け、その上子育て中は孤立しがちです。ある調査では兼業主婦よりも専業主婦の方が子育てに関して辛さや大変さを感じているという結果が出ています。子育て中の大変さと孤独感は、旦那へのイライラへともつながっている気がします。

一方、男性の方も子育てに関わりたくても思うようにできない現実があります。仕事が大変で本当に心身ともにくたくたになっているかもしれません。育児休業を取りたくても上司や同僚に理解がないために諦めていたり、出世に響くと諦めている現実もあります。個人レベルではもっと家族との時間を大事にしたいと思っている男性も、会社で働くサラリーマンだと会社の方針に従うしかなく思うようにいかないのが現実です。

そして男性は性別役割分業の「一家の大黒柱」として稼ぎ続けなければいけないと言う大変な重荷も背負っていたりします。子どもが産まれると「ますます仕事を頑張ります!」と意気込むお父さんが多いように、その重圧は女性には理解しにくい部分があるのかもしれません。実際には収入面だって夫婦で協力できるのですが。

今の社会は、男性にとっても女性にとっても子育てが大変だと感じやすい環境と言えます。今、政府は保育園の無償化を検討しているようですが、疑問の声も上がっています。なぜなら既に所得に応じて保育料が決まっているのです。保育料が高くて困っている人はあまりいません。それよりも本当に困っている人が多い「待機児童解消」こそお金をかけて先に取り組むべき課題だと思うのです。夫婦の問題は、今の社会問題と切り離して考えることができません。今起こっている社会問題と私たち夫婦の問題を、つなげて考えてみると、それぞれの立場での理解がより進み、旦那さんへのイライラが少し違う方向へ向くかもしれません。

まとめ

長い結婚生活の中でも、子育て以上に大変でお互いが協力し合わなくてはいけない大切な事はないように思います。この子育てという大きな課題を夫婦協力して乗り越えられたなら、その後の夫婦関係もきっとうまくいくように思うのです。

高齢のご夫婦、ご家族を仕事上たくさん見てきて、旦那さんの家事や子育てへの参加は夫婦円満にとってキーポイントだという事を感じています。そして、初めから家事や子育てをした旦那さんは少なく、妻からの「大変だから手伝って」と言うメッセージが旦那さんを変えてきたように感じます。

子育ては大変です。ぜひ、子育ての大変さやイライラ感を旦那さんに伝えることを諦めないでください。夫婦が助け合い仲が良い家庭環境は、子どもの発達にとって何よりも良い環境です。お母さんたちの大変さ、イライラが少しでも解消されますように。

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